18世紀に流行したいわゆるピクチャレスクな風景の一部として、キャムデン卿の邸宅の庭園に取り込まれてきたため、比較的良好に保存されてきた遺跡である。
プレモントレ修道会
ベイアム大修道院
Bayham Abbey
タンブリッジ・ウエルズ近郊、東サセックス、イングランド
Nr. Tunbridge Wells, East Suissex, England
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80メートル近い長さを持つ礼拝堂は、幅の狭さに比べてその高さのゆえに、きわめて印象的であったと思われる。
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近くのアッシュダウンやタンブリッジ・ウエルズから切り出された石材の蜂蜜色は未だ失われておらず、柱の刻みもあまり磨耗していない。
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樹齢300年を超えるといわれる大木の根が石の壁をしっかりと抱きかかえている。
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後方の丘の上の建物は1870年に建てられた
キャムデン伯爵のベイアム・アベイ・ハウス。
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修道院にとって用水の確保は重要であった。
後方のゴシック風建築物は18世紀中葉、キャムデン伯爵一族が住んでいたダワー・ハウス(オールド・ベイアム・アベイ・ハウス)。